2024、春の不動産市場と物件を勝ち取る方法

4月 19, 2024

皆さん、こんにちは!

サンディエゴで不動産コンサルタントをしている満里奈です。

4月のサンディエゴ不動産市場の動向をお伝えします。

通常、不動産市場は春ごろから活発になる傾向がありますが、サンディエゴのエリアによっては夏のピーク時のような動きがすでに見られます。

2月後半から、人気のエリアによっては15件以上の購入オファーが殺到し、当初の販売価格よりも$150,000以上高騰しているなど、競争率が激しくなってきています。2ヶ月前ならこの価格で競争率も低く買えたのに…というお客様も多くいらっしゃいます。

全ての物件がこのように競争率が高いわけではありませんが、人気の高いエリアでうまく価格設定がされた魅力的な物件は、積極的なアプローチが必要です。もちろん、売り手側の条件を全て受け入れるのは買い手としては望ましくはありませんが、契約に入れないことには何も始まりません。

では、価格以外の面でどのような購入オファーを出せば、競争に勝てるのでしょうか?

  1. 売り手の都合に合わせ、売り手のリスクが低くなる条件を提示する。
  • 売り手が長期間の契約(エスクロー)を望んでいない場合は、契約期間をできるだけ短縮する。通常30日契約ですが、ローンの種類やローンオフィサーによっては最短2週間ほどにできます。売り手としては、早く売却してしまいたい人が多いです。
  • インスペクションを5日以内にする。通常は17日以内ですが、競争率の高い市場では早めに行いましょう。もし物件に問題があり、契約をキャンセルしたい場合、売り手からすると、5日でキャンセルされるのと、17日後にキャンセルされるのではリスクが大幅に異なります。買い手にとっても、早い段階で買う価値のある物件かどうか判断できるので、お互いにとって良いことです。

不動産TIP!

  1.  契約をキャンセルする理由は売り手に伝える義務は基本ありません。つまり、Contingencyが1つでもあれば、それを除くまで何らかの理由でキャンセルしてもデポジットは失いません。
  2. 契約に入ってから細かく交渉することが可能です。修理等の条件は、できるだけオファー提出の際に条件提示するのは避けましょう。ひとまず、競争率の高い市場では、どうしたらオファーを受け入れてもらえるか、というところから始めましょう。

エージェント同士のコミュニケーションは必須です。何件もオファーが入っている物件では、売り手のエージェントと連絡を取り、自分たちのオファーの位置を確認することが重要です。信頼できるエージェントを選びましょう。

質問やアドバイスがあればお気軽にお問い合わせください!今年の夏は競争率の高い市場になる見込みです。購入を検討されている方は、早めの行動が成功の鍵です。

元木満里奈(モース)

不動産エージェント・コンサルタント

eXp Realty : DRE#02195871

marinamotoki@gmail.com

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